購入以来の走行距離、燃費のデータから、エンジンオーバーホールが必要に至った原因を探ってみよう。

昨年8月に購入してからの走行距離の推移。
冬の間はスタッドレスを履いた家内のクルマで福井ヘ行くことが多いのでペースダウンしますが、年間16,000kmペース。
○でオイル交換。初回のみマツダ純正、その後はWako's 4C-T 5W-40 または 10W-50。おおよそサーキット2回または2,500kmで交換が目安。

燃費の推移(左)と生涯燃費(右)
時折、燃費が落ちるのはサーキットへ行ったときの値。最高17.1km/L、最低7.3km/L。
福井との往復(高速1/3、信号の少ない国道が2/3)がメインなので、燃費は比較的良好で、サーキット走行を含めた生涯燃費は12.1km/h
こうして見ると、特に最近、燃費が悪化した訳でもない。
サーキット走行の際に、油温を上げてしまったことがあったのかな、と思っていたら修理をお願いしている松○さんから電話が入った。
・ピストン熔けてる(1〜3番ピストン)
・ヘッドも少々損傷、面研修正が必要
・シリンダライナーのハッチングは消え、オーバーサイズへのボーリングが必要
ううっ。
オイル管理は良好だったことが伺えるらしくて(このクルマのオーナーは僕が3人目)、
痛めてしまった推定要因は燃料が薄めの空燃比とプラグらしい。使っていたのは Motorcraft 印の純正品(車両購入時に新品を付けてもらってそのまま)。
セラミック部分に「Motorcraft IYOB」の文字、金属部分に「786\\\\\3K」の刻印があり、NGK 7番相当の由(1028は7番が標準)。
サーキットで高回転まで回すなら、燃焼室温度を下げるために、もう少し冷え型のプラグを使うべきだったようだ(恥ずかしながら知りませんでした)。
本題とは関係ないが、燃料計の指示値と満タンに要した給油量の相関